デーモンシステム

デーモンシステム

今までのメタルやセラミックの装置(ブラケット)の致命的な欠点であるブラケットとワイヤー間に生じる摩擦をゼロに近づけた治療方法です。

メリット

必要最低限の力で歯を移動することができるので歯にやさしく、従来の矯正治療より痛みが少ない。
歯の位置が早く改善され、従来の治療より治療期間が短縮されます。
抜歯の可能性が減少し、顔に好ましい変化をもたらします。
生理的で安定した歯の位置が得られます。
清掃性の高い器具を用いるので、お口の衛生状態を向上させることができます。

デメリット

複雑な構造上、慣れない内は、違和感や不快感を感じたり、口内炎になることもあります。
※装置の違和感に関しては、3~7日で徐々に慣れてきます。また当医院では、口内炎予防として緩衝材効果のあるワックスをご用意しております。
慣れない内は食事や歯磨きがしづらいです。
※当医院では、ブラケット装着後のブラシング指導をはじめ、患者さんが治療期間中を少しでも快適に過ごせるように様々なサポートをしております。

デーモンクリアブラケット

デーモンクリアブラケット
デーモンクリアブラケット
デーモンクリアブラケット 歯に装着しワイヤーを通したところ
歯に装着しワイヤーを通したところ
パッシブセルフライゲーションの特徴を維持・向上
すべてセラミックでできているため審美性に優れる
食品による着色が少ない
ワイヤー交換時の不快感・痛みなどが少ない
これまでのデーモンブラケットは、一方向に力をかけてスライドを開けていましたが、デーモンクリアブラケットは、専用の器具を用いて回転させて開ける機構となっています。そのため歯に負担をかけず、ワイヤー交換を行うことができるようになりました。

デーモン3ブラケット

デーモン3ブラケット
デーモン3ブラケット
デーモン3ブラケット ワイヤーを通したところ
ワイヤーを通したところ
結紮(けっさつ)を必要としないスライド開閉式
結紮(極細の金属線でワイヤーを留める)に要する作業時間が短縮され効率的になります。
4つの硬い壁に囲まれたスロット(ワイヤーを装着する部分)
トンネルのような四角のスロットにワイヤーを通すだけなので、スロット内で自由にワイヤーが動くことができます。ワイヤーを押さえつけるものがないので、ワイヤーとスロットの間で摩擦がおきにくく、非常に弱く優しい力を発揮しあらゆる方向の歯のコントロールを確実にします。
従来のブラケットと比較して幅が狭くやや厚みがある
ブラケット幅が狭いことにより、ブラケット間隔が広くなり歯のコントロールが容易になります。また、ブラケットの厚みがあることで、装着時には口元が突出した感じはありますが、食べかすが停滞するのを避けられます。
角が丸く表面が滑らかな形状
装着感がよく、お口の中の清掃性が高まります。

性能を高めた超弾性形状記憶合金

デーモンシステムでは、従来の矯正治療に用いられたワイヤーとは異なり、システムとして開発された高性能なワイヤーを使用します。

デーモンカッパーナイタイワイヤー

ニッケルチタンに銅を加えた超弾性の形状記憶合金ワイヤーを使用

従来の矯正治療にも、治療の初期においてニッケルチタンワイヤー(形状記憶合金)を使用することが多かったのですが、さらに性能を高めたワイヤーをデーモンブラケットに組み込むことにより、ワイヤーの持つ特性を最大限に発揮させることが可能になりました。
そのため、持続的かつ生体に優しい力で歯を移動することができるようになり、従来の治療より来院間隔をあけることが可能になります。

オリジナルのアーチワイヤーを使用

オリジナルのアーチワイヤーを使用

舌や口腔周囲筋の正常な働きが、矯正力(歯を動かす力)と相まって患者さん固有の歯列弓を形成していくという考えに基づいています。そして、上記の銅が添加されたニッケルチタンワイヤーを使用することによって、舌が正しい位置に挙がれるようになり、ゆったりとした幅広い歯列弓を形成し、魅力的なスマイルを作り出すと考えられています。そのために、患者さん自身にも、正常な舌や口腔周囲筋の機能を理解していただき、正常な筋肉の機能を獲得するために、筋機能療法(MFT)を治療に組み込むことがあります。

持続的で弱い力を発揮するアーチワイヤー

デーモンブラケットを使用することによって、結紮時に生じる摩擦をできる限り減少させることができます。さらに摩擦に打ち勝つための力もわずかですむため、弱い力による歯の移動が可能となりました。

また、弱い力を持続的に発揮させるカッパーナイタイワイヤー(超弾性の形状記憶合金)の使用により、生体に優しい力で歯を移動することが可能になりました。このように全治療期間を通じて弱い力を発揮させるため、従来の矯正治療より痛みが少ないという利点に結びつきました。

ローフリクション - 摩擦がほとんど生じないブラケット -

ローフリクション 開けたところ
開けたところ
ローフリクション 閉めたところ
閉めたところ

デーモンブラケットは図のようにアーチワイヤーを装着するスロットという部分をスライド式に開閉するしくみを持っています。例えていうと、自動で開閉する駐車場のシャッターのような動きをします。そのようなスライド式のシャッターを閉じることで、スロット(アーチワイヤーを装着する部分)が4つの壁に囲まれ、あっという間にトンネルのような装置になります。このような機構をもつ矯正装置をセルフライゲーションブラケットとよび、デーモンブラケットがその代表格になります。

ブラケットのスロット(アーチワイヤーを装着する部分)とワイヤーの間に「あそび」を保つ構造が、ブラケットとワイヤーの間に生じる「摩擦力」をほとんど生じないことを意味します。この摩擦がほとんど0に近い状態が、治療の全ての段階でスムーズな歯の移動をもたらしてくれるのです。

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