近年、治療の精度が飛躍的に上がったマウスピース型矯正装置、歯の裏側に装着するハンデを克服しつつある舌側矯正装置はもちろん、最小限の負担での歯の移動を可能にした<セルフライゲーション型マルチブラケット装置(デーモンシステム)>、奥歯を動かしスペースを広げてくれる<カリエール・ディスタライザー>、自由な方向への歯の移動を可能にした<インプラントアンカー>等々・・・。
矯正装置の多様化・進化は目を見張るものがあります。藤城矯正歯科は、患者さまにより良い治療結果をもたらすための手段として、医療技術に対して常に勉強を重ねる義務があると考えています。
医療技術が著しく多様化・進化している一方で、人間の歯、その歯をとりまく組織は変わることはありません。藤城矯正歯科では、進化・多様化する医療技術の中から、優れた機能をもち、なおかつ安全なもののみを採用しています。治療は、さらにその中から、患者様おひとりおひとりにとってより良い治療法をマッチングさせる「見立て」からスタートしますが、藤城矯正歯科では、約40年に及ぶ臨床実績を生かし、患者様おひとりおひとりにとってより良い治療技術を「見立て」ます。
患者様の貴重な治療期間を1日も無駄にしないために、患者様と術者との間で治療の目的について齟齬が生じるなどあってはならないことだと考え、十分なコミュニケーションのもとにゴールを明確化し、共有します。事前のヒアリングは30分以上かけ、金銭面や治療にかけられる期間についてなどもしっかり伺い、患者様により良い治療方針を慎重に検討し、共有します。そうして二者が息をあわせてゴールを目指すことが、より良い治療結果を得るために非常に大切な事だと考えます。