マッスーの矯正日記

傾斜移動・歯体移動

2016年6月13日

前々回、マッスーの前歯が傾斜してきているので、それを是正する必要があると書きました。
解りづらい所ですので、図を作成しました。

例えば鉛筆を砂場に突き刺したとします。その鉛筆の端を指で押すと斜めに傾きますね。
その状態を矯正では傾斜移動と言い、図中の2の状態です。
傾斜移動を定義すると「歯根の根尖側1/3を回転中心に根尖は歯冠と反対方向に移動する」となります。歯科矯正学の教科書では。
今のマッスーがこの状態ですが、当然これではイケマセン!
当然、正しい歯の傾斜角があるので今度は歯根側を後ろに移動させる作業が必要です。

ところが、当然の事ながら、歯根に力を加える事は出来ませんので、ブラケットを介したワイヤーの捻り(ヒネリ)の力で根尖を後方に移動させます。
このヒネリの力が「トルク」と言われるもので、このトルクで結果的に平行的な歯の移動を行う事が出来ます。これを教科書的には「歯体移動」と言います。
つまり、先ず、根尖側を回転中心とする傾斜移動が起こり、次に歯冠側を回転中心とする傾斜移動が起こり、結果的に歯体移動が完成する、という事です。

本来であれば、トルクを充分に効かせながら歯体移動を行うのですが、その場合でもミクロ的には今回のような傾斜移動の連続で歯は移動します。

もう少し早くこの件についてアップしたかったのですが、図を描くのにエラク手間取ってしまいました(^_^ゞ

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