歯科医による知っトク情報

歯も息も味も満足な最新ガム事情

ガム

ガムの発祥は、西暦300年頃、中央アメリカに住んでいたアステカ族やマヤ族が、木の樹液の塊を噛む習慣を持っていた事が始まりです。
日本には、大正時代に初めて輸入されましたが、人気が定着したのは戦後です。
90年代には、薬の糖衣錠のように、糖類で表面をコーティングした粒状・球状の糖衣ガムが新しく登場し、また形状だけではなくキシリトール配合やフッ素配合などのように、虫歯予防や口臭予防の効果が期待できる機能性ガムもこの頃登場しました。

22年前、日本で初めて「虫歯予防効果のあるキシリトールガム」が、明治製菓より発売されました。
「XYLISH」の商品名でおなじみですね!
最新商品では、キシリトールに加えミントの葉と酵素を組み合わせ、さらに消臭成分がパワーアップしただけではなく、各フレーバーの味の良さを最大限に引き出す為に、フレーバーごとに噛み心地を少しずつ変えているそうですので噛み比べてみてはいかがでしょうか。

日々の歯磨きはもちろん大切ですが、時間が無い時には機能性ガムを上手に利用し、大切な歯を守りましょう

(参照:日本チューインガム協会HP・明治製菓HP)

虫歯になりにくい食べ方

フッ素入り歯磨き粉

虫歯は細菌による「感染症」であるのと同時に、糖尿病や高血圧などと同じ「生活習慣病」でもあります。
食生活の生活習慣を見直す事で、虫歯も予防できます。

虫歯の原因となる「ミュータンス菌」は、食べ物に含まれる「糖」から「酸」を作ります。
この酸によって歯の表面のカルシウムやリンが溶け出す事を「脱灰」といいます。
食事中はよく噛んで食べる事で唾液が分泌されますがこの唾液の働きで酸が、中和+洗い流され、歯の「再石灰化」が始まります。

このように、私たちが食べ物を口にする度、「脱灰」→「再石灰化」が繰り返されます。
食べる回数が多いと、

  • お口の中が酸性になっている時間が長く
  • 再石灰化する時間が短くなります。

なので、食べる回数に着目する事が、虫歯予防に繋がります。

食事は朝昼晩の3回。
間食は時間を決めるか、食後のデザートにして食べる回数を減らし食べた後は歯磨きをしましょう。
フッ素は再石灰化を促進させる働きが有るので、フッ素入り歯磨き粉もおすすめします

唾液成分で若さを保つ

唾液

唾液の成分には

  • 食べ物の消化を助ける働き
  • 虫歯を予防する働き
  • お口の中を中性に保つ働き

などがあることが知られております。

これらの働きに加えて、唾液には「上成長因子」と「神経成長因子」が含まれています。
上成長因子には、皮膚が傷ついた時に傷跡を修復する働き、皮膚を活性化させる働きが有ります。
また神経成長因子には、神経細胞を活性化し、脳神経の機能を回復する働きが有ります。
つまり、唾液には「皮膚や脳の老化を抑えて若返りを促す働き」があるといえます。

さらに、歯周病やドライマウスの患者さんは、「活性酸素」が多いという報告も有ります。
この活性酸素とは、「体内の物質を酸化させ、しみやしわなど老化やさまざまな病気を引き起こす」と考えられています。
お口の中だけの問題ではなく、老化まで関係しているとは驚きですね。
虫歯や歯周病予防だけではなく、老化予防にも効果があるのですから毎日のお口のお手入れは入念に行うようにしましょう。
また、歯周病やドライマウスが気になる方は、歯科医院で一度チェックしてもらいましょう

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