唾液の成分には
などがあることが知られております。
これらの働きに加えて、唾液には「上成長因子」と「神経成長因子」が含まれています。
上成長因子には、皮膚が傷ついた時に傷跡を修復する働き、皮膚を活性化させる働きが有ります。
また神経成長因子には、神経細胞を活性化し、脳神経の機能を回復する働きが有ります。
つまり、唾液には「皮膚や脳の老化を抑えて若返りを促す働き」があるといえます。
さらに、歯周病やドライマウスの患者さんは、「活性酸素」が多いという報告も有ります。
この活性酸素とは、「体内の物質を酸化させ、しみやしわなど老化やさまざまな病気を引き起こす」と考えられています。
お口の中だけの問題ではなく、老化まで関係しているとは驚きですね。
虫歯や歯周病予防だけではなく、老化予防にも効果があるのですから毎日のお口のお手入れは入念に行うようにしましょう。
また、歯周病やドライマウスが気になる方は、歯科医院で一度チェックしてもらいましょう
登録カテゴリー:歯科医による知っトク情報