歯科医院の待合室や診察室に流れる音楽でリラックスできた、癒されたという経験をお持ちではないでしょうか。
「音楽療法士」という認定資格も設けられ、治療の一環として医療機関でも音楽が利用されております。
フランスのトマティス博士は、音楽の中でも特に「モーツァルト」を聴くと、心が穏やかになり病気さえ回復に向かうことを実証したそうです。
なぜモーツァルトの音楽にはそのような効果があるのでしょうか?
楽曲のクオリティーの高さは言うまでもありませんが、要因の1つに「高周波」があげられます。
日本語の周波数は、125~1500ヘルツだそうですがモーツァルトの楽曲は3500ヘルツ以上の高周波を豊富に含んでいるそうです。
高周波には、脊髄から脳にかけての神経系を効果的に刺激する働きがありこれが、リラックスや健康回復に繋がるといわれております。
どうしてモーツァルトはこのような高周波が豊富に含まれた楽曲を創作したのでしょうか?
一説によると、晩年のモーツァルトは歯痛に悩まされていたとか。
もしかしたら、後世に残る名曲の数々が、自身を癒す為に創作した楽曲なのかもしれませんね
(参照:8020推進財団/ユニバーサル・クラシックスHP)
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