歯に良いといわれるキシリトールとは、甘味炭水化物の一種で身近な野菜や果物にも含まれています。
キシリトール配合といえば、チューインガムを思い浮かべるのではないでしょうか。
たくさんの種類の商品が販売されていますが、どのような基準で選ばれていますか?
フレーバーや価格などでしょうか。
そのひとつに、「キシリトール配合の割合」という選択肢を加えてみませんか?
ガムのパッケージに記載されている「キシリトールの量÷炭水化物量(g)」で、ガムの糖質中(甘味料)に占めるキシリトールの割合が分かります。
キシリトールと炭水化物量の重量が等しい場合は、キシリトールの割合が100%という事になります。
割合が高いほど効果が期待でき、虫歯予防の先進国フィンランドではキシリトールの割合は50%以上が目安とされています。
市販品のキシリトール配合の割合は、約50%ですが、歯科医院専売品として歯科医院で販売されているガムには、キシリトールの配合が100%のものがあります!
次回のお買い求めの際には、パッケージ表示の数値にも注目なさってみてくださいね
(参照:日本フィンランドむし歯予防研究会HP)
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